グレーターベイエリアで「客車ベース」の貨物列車が初運行―中国

グレーターベイエリアで「客車ベース」の貨物列車が初運行しました。

「客車ベース」の貨物列車が18日午後7時、広州国際港を出発し、10時間後に長沙北駅に到着する予定で、グレーターベイエリアで運行される初の「客車ベース」の貨物列車となります。

これはグレーターベイエリアと中国湖南省長沙市、株洲市、湘潭市の都市圏の間で正式に開通した「オーダーメイド、毎日運行、随時受付、1箱でも発送」の物流ルートで、より多くの良質な「グレーターベイエリア製造」が全国に向かうことを後押しします。この「客車ベース」の貨物列車には、日用化学工業製品、建材、ロール紙など「グレーターベイエリア製造」の良質な製品が搭載されています。

列車の運行速度は時速120キロで、一般的な貨物列車に比べて分散運行の効率が向上し、全行程の輸送時間は約48時間に短縮されます。また列車は40、45、50フィートの鉄道コンテナ輸送を採用しており、うち50フィート鉄道コンテナの最大積載量は30.85トンに達し、40フィートコンテナの容量より50%増加し、積載容積が大きく、積載範囲が広く、輸送コストが低い優位性があります。

19日午前3時30分には、広州国際港から無錫南までの「客車ベース」の貨物列車が1本運行され、全行程は41時間44分でした。広州国際港から長沙北までの「客車ベース」の貨物列車は双方向で運行され、グレーターベイエリアから長沙、株洲、湘潭と長江デルタの物流ルート能力がさらに向上しました。(提供/CRI)

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