元気なお米になぁれ 留学生と園児ら 田植え楽しむ 長崎日本語学院、昭徳こども園

留学生の手助けを受けながら田植えに挑戦する園児=佐世保市内

 長崎日本語学院(今道浩三校長)=佐世保市南風崎町=の留学生有志12人と、近くの昭徳こども園(伊藤勝園長)=同市長畑町=の年長児16人は14日、地域の人の田んぼで一緒に田植えをして楽しい時間を過ごした。
 これまでクリスマス会などで交流しており、今回初めて共同での田植えに挑戦した。
 この日、留学生は慣れた手つきで苗を植え付け、園児は泥に足をとられながらも留学生の手助けを受けて丁寧に苗を植えていった。最後は皆で何も植えていない部分の田んぼを全力疾走するなどして泥まみれになり楽しんだ。
 上野向日葵(ひまり)ちゃん(5)は「お姉さんが優しかった。元気なお米に育ってほしい」と笑顔。ネパール出身のギリ・シュリジャンさん(24)は「実家は農家だから懐かしかった。子どもと話しながらする田植えは楽しい」と声を弾ませた。

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