13日、山西省の運城経済技術開発区にある自動車メーカー、大運汽車の新エネ車生産拠点で車体を検査する従業員。（太原＝新華社記者/楊晨光）
【新華社北京6月20日】中国汽車工業協会が19日に発表した5月の商用車生産台数は前年同月比0.2％減（前月比10.1％減）の32万1千台、販売台数は3.3％増（同4.5％減）の34万1千台だった。1～5月の累計は、生産が前年同期比3.1％増の167万5千台、販売が7.1％増の173万1千台となった。
商用車の主要車種のうち、バスの5月の生産・販売は前年同月比で2桁増となり、トラックは生産が減少、販売が増加した。
バスは5月の生産が14.3％増（同6.8％減）の4万2千台、販売が16.0％増（同4.8％減）の4万3千台だった。3分類別に見ると、前月比では「軽型」「中型」「大型」の生産・販売がともに減少したが、前年同月比では「大型」と「軽型」の生産・販売が2桁増となり、「中型」は生産が減少、販売が増加した。1～5月の累計は、生産・販売がいずれも20万1千台で、それぞれ11.8％、15.0％増加し、3分類そろって、生産・販売とも増加し、うち「大型」と「中型」の伸びが最も目立った。
トラックは5月の生産が2.0％減（同10.6％減）の27万9千台、販売が1.7％増（同4.4％減）の29万9千台だった。4分類別に見ると、前月比では「微型」「軽型」「中型」「重型」そろって、生産・販売とも減少し、前年同月比で「中型」と「軽型」は生産・販売とも増加、「重型」は生産が微減、販売が微増、「微型」は生産・販売とも2桁の落ち込みとなった。1～5月の生産は2.0％増の147万4千台、販売は6.2％増の153万台だった。うち「軽型」は生産が微減、販売が小幅増となり、他の3分類は生産・販売とも増加し、うち「中型」の伸びが最も顕著だった。
