by 長岡 頼（クラフル）
【実写映画「サユリ」】
8月23日 公開予定
押切蓮介氏原作のホラーマンガ「サユリ」が同名タイトル「サユリ」として実写映画化され、8月23日より公開されることが明らかになった。配給はショウゲート。
マンガ「サユリ」は、とある家族が夢のマイホームへと引っ越した途端、次々と不可解な現象に襲われるというストーリーが展開するホラー作品。累計20万部を突破しており、“異能・押切蓮介氏のホラー表現到達点”と呼ばれている。
また、6月21日より発売されるムビチケカードの特典は、押切蓮介氏が映画化記念で描き下ろしたイラストのポストカードに決定した。さらに本作は「第28回プチョン国際ファンタスティック映画祭」への正式出品も行なわれる。監督は「貞子 vs 伽椰子」や、松坂桃李さん主演のサスペンススリラー「不能犯」などの白石晃士氏が務める。
ムビチケカード6月21日より発売
発売日：6月21日（金）
ムビチケカードの購入特典は、押切蓮介氏が映画化記念でこの特典のためだけに描き下ろしたイラスト＆メッセージ付きのポストカード。
原作マンガの主人公である則雄と、その同級生・住田が、不穏な顔つきでこちらに視線を向けており、そんな2人をバットを担ぎながら力強い眼差しで見つめるのが、物語の鍵を握るキャラクターである祖母だ。そして、すべての呪いの根源“サユリ”が奥で家を掴み恐ろしい表情で覗き込んでいる。
さらには「今日から命を濃くだ?」という押切蓮介氏の力強いメッセージも入っている。
【購入URL】
「第28回プチョン国際ファンタスティック映画祭」への正式出品も決定
7月4日から7月14日まで韓国の富川（プチョン）で開催される「プチョン国際ファンタスティック映画祭」にて、本作のワールドプレミア上映が行なわれる。ホラーやアクションなど過激な作品を上映する《アドレナリン・ライド部門》での上映となる。
また、「プチョン国際ファンタスティック映画祭」へは、原作者・押切蓮介氏の登壇も決定している。
なお本作は、さらには台湾、タイ、ベトナム等東南アジア含む13か国で公開される。
【押切蓮介氏のコメント】
生まれて初めての海外です。自分の原作の映画がきっかけで韓国に渡れる事が嬉しいです。旅行がてら韓国を楽しみたいです！
ホラー映画の人間と悪霊の対立は長きに続き、人間側が惨敗しております。
この事実に私は怒りを覚えております。何故生きている人間が弱く、この世のものではあらざるものが強いのだと。そんな事はないと私は原作を描きました。それを見事に表しているのがこの映画サユリです。
韓国や海外の映画ファンの皆さんにもぜひ楽しんでいただければ！
「サユリ」
8月23日（金）、全国公開
配給：ショウゲート
監督：白石晃士
原作：押切蓮介「サユリ 完全版」（幻冬舎コミックス刊）
脚本：安里麻里、白石晃士
出演：南出凌嘉、根岸季衣、近藤華、梶原 善、占部房子、きたろう、森田 想、猪股怜生ほか
（敬称略）
製作プロダクション：東北新社
2024 年／日本／カラー／アメリカンビスタ／5.1ch／108 分／R15+
(C)2024「サユリ」製作委員会／押切蓮介／幻冬舎コミックス
