ラグビー横浜キヤノン シーズン4位で報告会 横浜市緑区

ファンの前であいさつする梶村主将(中央)

ジャパンラグビーリーグワンの2023-24シーズンを4位で終えた横浜キヤノンイーグルスの報告会が5月30日、横浜市役所で行われた。

イーグルスは今季リーグ戦で10勝6敗となり、プレーオフトーナメントに進出。準決勝で埼玉ワイルドナイツに敗れ、東京サンゴリアスとの3位決定戦では終了間際にトライを奪われ敗戦。総合4位となった。

約250人のファンが集まった会場には沢木敬介監督や梶村祐介主将をはじめ、地元横浜出身の武藤ゆらぎ選手、元日本代表の田村優選手、南アフリカ代表のジェシー・クリエル選手のほか、嶋田直人選手、オーストラリア代表のマシュー・フィリップ選手が登場。

昨季に続きチームをプレーオフへ導いた沢木監督は「来年は皆さんに決勝の舞台で応援して頂くために、またレベルアップして強いイーグルスをお見せしたいと思います」と宣言。梶村主将は「振り返ってみてもハードなシーズン。チームの成長は感じられたので、来季こそはこの場で皆さんに必ず優勝トロフィーをお見せしたい」と話すと、会場からは大きな拍手が起きた。

選手らを出迎えた山中竹春市長は「我々も精一杯応援を送って、来シーズンこそは悲願のリーグ優勝をイーグルスにつかみ取ってもらいましょう」と呼びかけた。

田村選手が熱い宣言

後半は各選手が今季の振り返りなどを語った。横浜出身で東海大学を今春卒業した武藤選手は、ポジションが同じ田村選手から「これからのイーグルス、日本代表を背負っていく選手」と評されると「来シーズンは優さんが試合に出なくていいくらいにやっていければ」と話し、会場をどよめかせた。これを受けてファンから「まだ引退しませんよね?」と聞かれた田村選手は「キヤノンで優勝してから引退します」と熱い宣言。会場は安堵と期待の拍手に包まれた。

横浜出身の武藤選手

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