商用車の一汽解放集団、1~5月の大型トラック販売21.4%増

商用車の一汽解放集団、1~5月の大型トラック販売21・4%増

吉林省長春市にある一汽解放汽車のトラック工場。(2023年1月31日撮影、長春=新華社記者/許暢)

 【新華社北京6月20日】中国自動車大手、第一汽車集団の商用車部門、一汽解放集団がこのほど発表した1~5月の自動車販売台数は前年同期比27.6%増の12万9200台だった。うち大型トラックは21.4%増の9万4800台となった。

 中国の商用車情報サイト「第一商用車網」の統計(概算値)によると、中国の5月の大型トラック市場販売台数は前月比8.0%減の約7万6千台となり、前年同期の7万7400台より約2.0%(1千台)減少した。

 注目すべきは、業界が閑散期に入ったにもかかわらず、細分化された各分野でリーディングカンパニーの競争優位性がますます顕著になっている点だ。同社は今年に入ってから市場ニーズの動向把握に積極的に取り組み、海外市場や大型天然ガストラック市場に力を入れ、販売台数の伸びで引き続き業界をリードした。

 海外市場はすでに販売台数を伸ばす重要なルートとなっており、アフリカ市場、東南アジア市場で相次いで重要なブレークスルーを果たした。うち、5月にはケニアの正規ディーラーであるTAMカンパニーとの間で、同国にトラック千台を輸出する契約を締結した。

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