鹿児島県(奄美地方を除く)、宮崎県に線状降水帯予報 20日夜から21日午前にかけて〈20日午前11時27分更新〉

 鹿児島地方気象台は20日、鹿児島県(奄美地方を除く)と宮崎県に、同日夜から21日午前中にかけて線状降水帯が発生する可能性があると発表した。大雨災害の危険度が急激に高まる可能性がある。

 気象台によると、梅雨前線上に低気圧が発生し、21日朝にかけて九州北部地方を通過する見込み。薩摩、大隅、種子島・屋久島地方では21日昼前にかけて断続的に雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となる恐れがある。

 20日に予想される1時間雨量は多い所で60ミリ、21日は70ミリ。21日正午までに予想される24時間雨量は多い所で薩摩・大隅300ミリ、種子・屋久250ミリ。線状降水帯が発生すると、予想以上の雨量となる恐れがある。

〈関連〉九州地方の雨雲の様子。鹿児島県本土に赤い印が目立つ(20日午前11時現在、気象庁ホームページより)

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