サッカー=鼻骨骨折のエムバペ、同僚は次戦オランダ戦出場に期待

[パーダーボルン(ドイツ) 19日 ロイター] - サッカーの欧州選手権(ユーロ)で鼻骨を骨折したフランス代表FWキリアン・エムバペについて、チームメートらが19日、次のオランダ戦出場に期待を示した。

主将を務めるエムバペは、17日に行われた1次リーグ初戦のオーストリア戦で負傷。試合終盤に相手選手との接触で鼻を強打して出血し、交代を余儀なくされていた。チームはエムバペの出場可否について明かしていないが、国内メディアは18日、21日のオランダ戦出場は絶望的と報じていた。

しかし、19日の会見でDFウィリアム・サリバは「今朝(エムバペに)会ったが、少し良くなっていた」と前向きなコメント。MFアドリアン・ラビオも所属先のユベントス(イタリア)で同僚のポーランド代表GKボイチェフ・シュチェスニーが4月に鼻骨を骨折したものの、早期復帰を果たしたことに触れた。

ラビオは両者の負傷が同じものかどうかは分からないとしつつ、「シュチェスニーは翌日かその次の日に手術を受け、次戦に出場できた。だからキリアンが鼻骨を骨折したと聞いても、そこまで深刻には考えなかった。すぐに復帰できるだろうと思った」と話した。

© ロイター