OPPO、4年後もバッテリ有効用量が80%以上キープするスマホ「OPPO Reno11 A」

OPPOは6月20日から、ミドルレンジの価格帯のReno Aシリーズに生成AI編集機能を搭載したスマートフォン「OPPO Reno11 A」を一部販売チャネルで予約を開始。6月27日から順次販売する。価格は4万8800円。

「OPPO Reno11 A」

バッテリのへたりが驚異的に少ない

「OPPO Reno11 A」の特徴は、Reno Aシリーズ最大の容量となる5000mAhの長寿命バッテリ。最新バッテリ技術により、4年間、充放電を繰り返してもバッテリの有効用量が80%以上キープできる。

4年後も有効用量80%以上をキープする

急速充電については、67W SUPERVOOC急速充電器を使用すると、わずか約20分で50%以上、約48分でフル充電できる。就寝時の充電忘れや外出先でのバッテリ消耗など、日常の充電ストレスもスキマ時間を活用して解消できる。

また、大容量バッテリを搭載しながらも、シリーズ最薄となる薄さ約7.6mm、重さ約177gの薄型・軽量を実現した。

多彩な「生成AI」編集機能

「OPPOはAIスマートフォンの普及へ」というスローガンを掲げるReno11 Aは、ミドルレンジながら生成AI編集機能を搭載しているのもポイントだ。

ミドルレンジのスマホに生成AI編集機能を搭載

具体的には、生成AIを活用した「AI消しゴム機能」(7月のソフトウェアアップデートで機能追加予定)を使用すると、クラウドAIによる強力な演算処理により撮影時に入り込んだ不要な物を簡単に消去し、消去した部分の背景を、精度の高い画像処理でより自然な写真に仕上げる。

AI消しゴム機能(7月のソフトウェアアップデートで機能追加予定)。不要な映り込み部分を選ぶ
不要な箇所が選択される
消した後の背景も自然に処理

また、撮影した写真の被写体をワンタッチで切り抜ける「クリッピング機能」や、スクリーンショット時にプライバシーを保護するための「モザイク機能」、カメラアプリからすぐにアクセスできるGoogleレンズの「翻訳機能」も搭載する。

LINEのアイコンなどを自動で処理してくれる「モザイク機能」

特にモザイク機能は、LINEなどSNSのスクリーンショット撮影後にアイコンなどのプライバシーを自動で処理する実用的な機能だ。

CPUを変更して4年後もサクサク操作

今回、CPUをクアルコムのSnapdragon 695 5GからMediaTekのDimensity 7050に変更。OPPO独自のトリニティエンジンと合わせることで、4年後もサクサクした操作感がキープできるという。

CPUをMediaTekのDimensity 7050に変更

圧縮率の高いファイル形式でシステム劣化を防止したり、使用頻度の低いアプリデータを圧縮して空き容量を確保したり、演算リソースの配分を最適化して操作性を向上させたりするのがポイントだ。

本体カラーは「ダークグリーン」と「コーラルパープル」の2色。メモリのRAMは8GBで、最大16GBまでのRAM拡張が可能。ストレージのROMは128GBで、最大2TBのSDカードに対応する。

高画質のカメラレンズを採用

ディスプレイは約6.7インチの有機ELで、リフレッシュレートは120Hz。3眼のアウトカメラの画素数は、広角の約6400万画素(F値1.7)、超広角の約800万画素(F値2.2/画角112°)、マクロの約200万画素(F値2.4)。インカメラは約3200万画素(F値2.4)となる。(BCN・細田 立圭志)

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