カメラ強化でAI機能にも対応する6.7型ミドルレンジスマホ「OPPO Reno11 A」

by 宇都宮 充

OPPO Reno11 A

OPPOは、性能を向上しAI写真編集機能にも対応したミドルレンジスマートフォン「OPPO Reno11 A」を27日に発売する。予約受付はすでに開始しており、価格は4万8,800円。

OPPO Reno11 Aは、SoCにMediaTek Dimensity 7050を採用したスマートフォン。メモリは8GBを搭載するほか、RAM拡張機能を備えており、あわせて最大16GBのメモリ領域を利用できる。加えて、アプリデータ圧縮技術やシステム劣化防止機能、パフォーマンス最適化などにより、購入時と近い快適な動作を4年間維持できるとする。

ディスプレイには6.7型1,080×2,412ドットの有機ELパネルを装備。10億色の表示色数と120Hzのリフレッシュレートに対応しており、鮮やかで滑らかな映像表示ができる。従来モデルと比べ、狭額縁化も図られた。

カメラは、背面は6,400万画素/F1.7メイン、約800万画素/F2.2超広角、約200万画素/F2.4マクロの3眼構成。2倍ズームでのポートレート撮影や、4K動画の撮影も可能となった。前面にも約3,200万画素と高画素なものを備える。

ミドルレンジ機ながら生成AIを活用した写真編集機能も搭載。写り込んだ不要な物を消去できるAI消しゴム機能(7月のアップデートで追加予定)、被写体をワンタッチで切り抜けるクリッピング機能などが利用できる。なお。一部機能では同社のクラウドを利用して処理が行なわれる。

【お詫びと訂正】初出時にAI消しゴム機能が出荷時から利用できるような表現となっていましたが、正しくは7月のアップデートで追加予定となります。お詫びして訂正いたします。

MediaTek Dimensity 7050を搭載
カメラも6,400万画素メインを備えるなど強化
写り込んだ不要な物を消せるAI消しゴム機能にも対応

バッテリは5,000mAhに大容量化し、67W SUPERVOOCによる急速充電にも対応。約20分で50%以上、約48分でフル充電が可能となっている。加えて、最新のバッテリ技術により、4年間充放電を繰り返しても有効容量を80%以上維持できるという。一方で、筐体は薄さがシリーズ最薄の約7.6mm、重量も従来モデルより軽い約177gと、薄型軽量化を図った。

そのほか、FeliCa/おサイフケータイやIP65の防水防塵、顔認証と指紋認証の2つの生体認証に対応。Androidベースの独自OSであるColorOSでは、画像やファイルを一時的に保管しておき、アプリ間での共有を簡単に行なえるファイルドック機能も新たに加わった。

バッテリは5,000mAhに大容量化
最大67Wの急速充電にも対応
おサイフケータイなども搭載

主な仕様は、MediaTek Dimensity 7050、8GBメモリ、128GBストレージ、ColorOS 14(Android 14ベース)などを搭載。microSDカードによる最大2TBの外部メモリ増設も可能。

SIMはNano SIM+eSIMで、対応バンドは5Gがn1/3/28/41/77/78、4GがBand 1/2/3/4//5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28/38/39/40/41/42、W-CDMAがBand 1/2/4/5/8/19、GSMが850/900/1,800/1,900MHz。

センサーは、地磁気/近接/光/加速度/ジャイロ/重力/ステップカウント。無線機能はWi-Fi 6、Bluetooth 5.2で、インターフェイスはUSB 2.0 Type-Cなど。

本体カラーはダークグリーンとコーラルパープルの2種類。サイズは約75×162×7.6mm、重量は約177g。

AI消しゴム機能のデモ。消したい被写体を囲うと、クラウドAIが処理してくれる

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