航空障害灯を共同開発 アイセス(井川町)×日本光機工業(横浜)

航空障害灯(手前)を共同開発したアイセスの齊藤社長(右)と日本光機工業の石崎社長

 電気機器メーカーのアイセス(秋田県井川町、齊藤徹社長)と風力発電設備の航空障害灯を製造する日本光機工業(横浜市、石崎康充社長)は19日、共同開発した航空障害灯を発表した。先週国土交通省航空局の型式承認を取得して量産が可能になっており、今秋に製造を始める予定。

 航空障害灯は航空機に障害物の存在を知らせ、航行の安全を確保するための設備。地表または海面から60メートル以上の高さにある建築物への設置が義務づけられている。風車の場合は基幹設備「ナセル」や支柱(タワー)に1基当たり2台付ける。風車向けでは日本光機が国内トップシェアを誇る。

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