「金にしたかった」長さ3.2キロメートル、1300万円相当の銅線窃盗 大型カッター使用か カンボジア人3人を送検 福島

福島県楢葉町の太陽光発電所から銅線1300万円相当を盗んだ疑いで逮捕されたカンボジア国籍の男3人は、大型のカッターを使い、犯行に及んだとみられています。

窃盗の疑いで20日に送検された、いずれもカンボジア国籍で住居不定、無職のリー センイ容疑者(30)とイ ラタナック容疑者(28)、チュオン チャン容疑者(25)の3人は、去年7月、楢葉町の太陽光発電所から長さ3.2キロメートル、1300万円相当の銅線を盗んだ疑いが持たれています。

警察は20日、リー容疑者らの車の中から見つかった工具などを公開しました。押収されたのは大型のカッターなどで、発電所のフェンスを破ったり、銅線を切ったりするのに使われたとみられています。

また、ナンバープレートも複数押収されていて、3人はナンバーを付け替えて犯行に及んでいたとみられています。

3人のうち1人は「金にしたかった」と供述していて、警察は、転売目的の犯行とみて捜査しています。



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