再稼働・安全性・避難計画は 柏崎刈羽原発を巡る取り組み 国が県民説明会 7月15日開催へ【新潟】

柏崎刈羽原発を巡る取り組み 国が県民説明会

再稼働の準備が進む柏崎刈羽原発を巡る取り組みについて、国から県民に対する説明会が7月15日に開催されることになりました。

県によりますと、資源エネルギー庁から県に対して、柏崎刈羽原発に関する国の取組みについて県民に説明する機会を設けたいという依頼があったといいます。説明会では、原子力規制庁が柏崎刈羽原発7号機の新規制基準適合性審査の結果などについて、内閣府が原子力防災の取組と支援体制の検討状況について、さらに資源エネルギー庁がエネルギー政策について説明するということです。

7月15日午後1時半からの開催で、長岡市のハイブ長岡をメイン会場に、新潟市・佐渡市・魚沼市・南魚沼市・湯沢町・津南町・刈羽村の各市役所・役場などの会場をオンラインで結びます。
各会場への参加は県民限定で、県のホームページからか電話(025-282-1696)で事前に申し込みが必要です。ZOOMでのオンライン視聴も可能です。また、20日以降、県内各地でも開催されます。

柏崎刈羽原発を巡っては、東京電力が燃料装荷後の検査が全て終了し、技術的には原子炉を起動できる状態になったとしています。一方、県は国に対し、安全対策や原発事故の際の避難路の整備を求めていて、さらに国の責任で安全性や必要性を県民に説明することを求めていました。

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