きょう20日(木)午前、沖縄気象台は沖縄が梅雨明けしたとみられると発表した。平年に比べて1日早く、昨年に比べて5日早い梅雨明けとなった。この先1週間も、沖縄は太平洋高気圧に覆われるため、晴れて暑い日が続く見通し。
沖縄は5月21日に、平年より11日遅く梅雨入りの発表があった。前線の活動が活発となった5月21日~23日にかけて大雨となった所があり、宮古島で72時間降水量が観測史上1位の524.0ミリに達した。6月中旬には沖縄本島地方を中心に記録的な大雨となり、降り始めからの雨が500ミリを超えた所があった。
<気象官署及び特別地域気象観測所>
梅雨期間降水量(5/21~6/19まで・同期間の平年値)(速報値)
那覇 1095.5ミリ 316.6ミリ
名護 865.5ミリ 304.2ミリ
久米島 1139.0ミリ 352.1ミリ
南大東島 209.5ミリ 283.7ミリ
宮古島 785.0ミリ 244.5ミリ
石垣島 436.0ミリ 246.9ミリ
西表島 366.5ミリ 205.3ミリ
与那国島 302.5ミリ 200.0ミリ
なお、梅雨は季節現象であり、その入り明けは平均的に5日間程度の「移り変わり」の期間がある。梅雨入り、梅雨明けともに速報値として一旦、発表されるが、春から夏にかけての実際の天候経過を考慮した検討を秋に行い、その結果を確定値としている。