藤井“八冠”維持か陥落か…2勝2敗のタイで迎えた叡王戦五番勝負の第5局始まる 挑戦者は同学年の伊藤匠七段

将棋の藤井聡太八冠が伊藤匠七段の挑戦を受けている叡王戦の最終・第5局が20日、山梨県甲府市で始まりました。「八冠」の維持か陥落か、重要な一局です。

叡王戦五番勝負の第5局が20日午前、甲府市で始まりました。藤井聡太八冠は同学年の伊藤匠七段の挑戦を受けていて、ここまで2勝2敗のタイとなっています。

この対局に勝った方がタイトル獲得となるため、藤井八冠が「八冠」を維持できるか、注目の一局です。

振り駒の結果、先手は藤井八冠になりました。戦型を得意の「角換わり」とし、伊藤七段も堂々と受けて立ちました。

藤井八冠の地元・愛知県瀬戸市のスーパーでは、八冠の維持を願い、カド番で迎えた第4局に続き応援セールが開かれています。トウモロコシやトマト、肉などが、八冠にちなんだ『税抜き88円』で販売されています。

買い物客:
「ヒーローみたいな存在。大変だと思いますけど、守っていただけたら」

新鮮市場いせやの福丸明男社長:
「藤井八冠に何とかして勝ってもらうために、やらせてもらっています。みんなで頑張って応援しようということで」

叡王戦の持ち時間は4時間で、夜までに決着がつく見込みです。

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