JR美祢線全線開通100周年 於福駅と厚保駅で懐かしの写真展

去年6月末からの大雨で全線で運休が続いている美祢線、ことしは全線開通100周年の節目の年ということもあって懐かしい写真を集めた展示会がいま、JR於福駅と厚保駅の駅舎内で開かれています。

この催しはJR於福駅と厚保駅にある地域交流ステーションを運営する2つの地域団体が開いているもので沿線住民や鉄道ファンなどから寄せられた写真が展示されています。

美祢線は1905年(明治38)、厚狭と大嶺間で開業、1924年に全線開通しましたが、去年6月末からの大雨で被災し、運休が続いています。

於福駅では大嶺駅付近を走る蒸気機関車C58や石灰石を積んだ貨車を牽引するディーゼル機関車、また、石炭を貨物列車の車両に積み込む施設を写した写真などおよそ150点が展示されています。

(於福地域交流ステーション推進協議会 村田裕子会長)

「まずは100周年を感じてもらう。 美祢線の復旧を願って忘れかけた美祢線の音を思い出して欲しい。」

「美祢線懐かしの写真展」は6月29日まで於福駅と厚保駅の駅舎内で開かれています。

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