警察や消防が原因を調査 青森・大鰐町で10棟以上が燃えた火災

青森県大鰐町の中心街で、住宅など10棟以上が燃えた火災から一夜明け、現場では20日朝から、警察と消防が火が出た原因などを調べています。

火災現場では、20日午前9時半から警察や消防が実況見分を行い、出火の原因や被害の規模などを調べています。

【通報した人】
「この焼け跡の家の跡を見れば、本当に心が何だか痛んで」

警察や消防によりますと、19日午後1時ごろ、大鰐町大鰐の「新宅製材所」から火が出ました。

消防車両15台以上が出動し、火はおよそ7時間半後に消し止められましたが、木造一部2階建て製材所の作業場を全焼し、付近の住宅など11棟に延焼しました。

また、飛び火などを含めて少なくとも18棟に被害が及んでいるということです。この火災によるけが人はいませんでした。

町が開設している避難所には一時9人が避難していて、午前11時現在も4人が避難を続けています。

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