名鉄広見線で可児川駅を誤通過

  19日夜、可児市の名鉄広見線で運転士が停車駅の確認を怠り、普通電車が停車するはずの可児川駅を誤って通過したことが分かりました。

  19日午後11時5分ごろ可児市土田の名鉄広見線の可児川駅を犬山発新可児行の4両編成の普通電車が停車せず、そのまま通過してしまいました。電車の乗客はおよそ75人で可児川駅で乗車予定の乗客はいませんでしたが、降車予定の乗客8人のうち6人は終点の新可児駅からの折り返しの臨時電車で可児川駅に送り届けたということです。

  また、次の停車駅の日本ライン今渡駅で降車予定の乗客1人が車内駅名表示が正しく表示されず降車できなかったため、同じ臨時電車で送り届けたということです。
 
  名鉄によりますと、電車の運転士が集中力を欠いて停車駅の確認を怠ったのが原因で、今後 全乗務員に対し停車確認などの基本動作を徹底するよう指導するとしています。

  なお、名鉄の駅の誤通過は去年10月の各務原線の二十軒駅で起きて以来です。

© 株式会社岐阜放送