環境を守り会津伝統の技術を次世代に 会津型の型紙で染めたバッグなど販売<福島・喜多方市>

環境を守り会津伝統の技術を伝える商品の販売が始まった。

福島県喜多方市の染織工房で披露されたトートバッグなどの商品。生地は大阪の一般社団法人アップサイクルが、捨てられる間伐材や紙などで作った糸で織られている。
デザインは「会津型」と呼ばれる型紙を使って染められ、商品を通して伝統技術や環境を守り、次の世代につなげようとしている。

アップルサイクル事務局長の瀧井和篤さんは「日本て小さいんですけど、各地で色んな伝統工芸や文化があると思うので、そうしたものがあるので福島や会津のことを知ってもらえる機会になればなと思います」と話し、染織工房れんが・冠木昭子さんは「日本でも型紙という価値をもっと上げてほしいと思います」と話していた。

デザインには赤べこなどがあり、商品は染織工房の店舗やインターネットでも販売している。

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