高橋一生主演「ブラック・ジャック」の“胸アツ”メインビジュアルが解禁。予告動画のナレーションはアニメ版B・Jの声優・大塚明夫

テレビ朝日系で6月30日に放送される高橋一生主演のテレビ朝日ドラマプレミアム「ブラック・ジャック」(午後9:00)。ドラマ本編への期待値がさらに上がる渾身のメインビジュアルが完成した。

「ブラック・ジャック」は、テレビ朝日で1981年に加山雄三主演で初めてテレビドラマ化され、その後、2000年にTBSで本木雅弘主演のテレビドラマが制作された。ほかにもさまざまな実写版、舞台版が生まれ、作品によっては大幅なアレンジも施されてきた。2023年には連載50周年を迎え、生成AIを活用した新作マンガの制作など、多数の記念プロジェクトが展開された。そして、節目を超えた今、新たに紡がれる本作には、監督・城定秀夫氏、脚本・森下佳子氏、ビジュアルコンセプト/人物デザイン監修/衣装デザイン・柘植伊佐夫氏と、そうそうたる鬼才クリエーターたちが集結した。

主人公であるブラック・ジャック(高橋)は、神業ともいえる手術の手腕を誇る、無免許の天才外科医。法外な治療費と引き換えにどんな手術も成功させる彼は、その医療技術で人々を救う単純なヒーローではなく、ドライであるが故に冷酷にも見える。表には見せない優しさや少しコミカルな面も持ち合わせ、超人的でありながら人間くささも併せ持つ。そんな孤高の主人公の暗躍を映し出す。また、ブラック・ジャックのかわいい助手・ピノコ役に永尾柚乃、安楽死を請け負いブラック・ジャックと対立する医師・キリコ役に石橋静河、顔面が恐ろしく変形する奇病“獅子面病”に苦しむ六実えみ子役に松本まりかなど豪華な出演陣にも注目が集まる。

今回解禁となったメインビジュアルは、眼の前にあやしい光を放つメスを構え、真っ直ぐな視線を送る髙橋演じるブラック・ジャック。そして、この文字の配置やフォントなどに見覚えのある原作ファンも多いはず。実はこのデザインは、原作マンガ「ブラック・ジャック」秋田文庫版第7巻の表紙を原型としている。ドラマのビジュアルコンセプトを手掛ける柘植氏のアイデアを受け、高橋演じるブラック・ジャックの佇まいから、文字の配置デザインなど細部に至るまで徹底的にこだわり抜いて制作された。

さらに、テレビ朝日公式YouTubeチャンネルにおいてPR映像も公開された。PR映像のナレーションを務めるのは、アニメ版「ブラック・ジャック」でブラック・ジャックの声を担当した大塚明夫だ。

2023年に連載50周年を迎え、さまざまな企画が展開された「ブラック・ジャック」。往年のファンにはたまらない、原作へのリスペクトが随所に光る高橋一生版のドラマが新たな“ブラック・ジャック伝説”を作る。

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