ヤンキース・コールの復帰戦は5回途中2失点 ジャッジ出場せず

【オリオールズ7-6ヤンキース】延長10回タイブレーク@ヤンキー・スタジアム

日本時間6月20日、ヤンキースは本拠地ヤンキー・スタジアムでのオリオールズ3連戦の2戦目を迎え、故障で出遅れていた絶対的エースのゲリット・コールが今季初登板。注目の一戦は延長タイブレークの末に6対7でヤンキースが敗れ、ア・リーグ東地区の首位攻防3連戦は2戦目を終えて1勝1敗となった。オリオールズ6番手のクレイグ・キンブレルに5勝目(2敗)が記録され、7番手のディロン・テイトは今季初セーブをマーク。ヤンキース7番手のクレイ・ホームズは3敗目(1勝)を喫した。

今季初登板のコールは初回先頭のガナー・ヘンダーソンに二塁打を浴びると、二死後にライアン・オハーンのタイムリー二塁打で先制点を献上。ヤンキース打線は1回裏にグレイバー・トーレスの犠飛ですぐさま同点とし、コールは2回表から4回表までの3イニングを与四球1つだけで無安打無失点に抑えた。5回表、コールは先頭のセドリック・マリンズにヒットを許し、球数が62球となったところで降板。2番手のロン・マリナチオがラモン・ウリアスに4号2ランを浴びるなど3点を勝ち越され、コールの復帰登板は4回0/3を投げて被安打3、奪三振5、与四球1、失点2となった。

7回表にも1点を追加されたヤンキースは、7回裏無死1・2塁からジャンカルロ・スタントンの18号3ランで1点差に。9回裏にはスタントンが打球速度120マイル(約193.1キロ)の痛烈なタイムリーを放ち、5対5の同点に追いついた。しかし、10回表にマリンズのタイムリーなどで2点を勝ち越されると、10回裏の反撃はベン・ライスの犠飛による1点どまり。6対7で惜敗し、コールの復帰登板を勝利で飾ることはできなかった。なお、前日に死球を受けたアーロン・ジャッジはベンチスタート。最後まで出場しなかった。

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