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熊本県人吉市の高校生に進学先として選んでもらおうと、台湾の国立大学の副校長が人吉市長を表敬訪問しました。
人吉市を訪れたのは、台湾の国立大学雲林科技(ウンリンカギ)大学の蘇純繒(ソ ジュンゾウ)副校長です。
この大学は1万人以上の学生が学び、台湾に150以上ある大学のうち難易度がトップ10に入る総合大学です。
大学にはTSMCと連携した「半導体コース」がありますが、近く日本の学生を対象に学費を全額免除して生活費(毎月約5万円)も支給する枠を設けることから、入学を呼び掛けるため訪れました。
蘇副校長は「速いスピードで発展する半導体分野で優秀な人材を育成したい」と述べました。
今後、人吉高校などは進路説明会で生徒などに選択肢の一つとして紹介するということです。