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「野球のまち」として知られる徳島県阿南市の野球場に、このほど、無人のAIカメラで野球の試合を撮影するシステムが四国で初めて導入されました。
この「野球のまち阿南AIライブ」は、阿南市のJAアグリあなんスタジアムに導入されたシステムです。
球場のバックネット側とバックスクリーン側にカメラが設置され、選手の動きからAIで映像を切り替えることで、野球中継を実現しています。
4月に阿南市が、大阪の「NTTsportict」からシステムを導入し、6月から専用のWEBページで配信を始めました。
コロナ禍で大会が見られないとの多くの声が寄せられ、導入を検討していました。
導入は四国で初めてで、費用は約350万円です。
阿南市野球のまち推進課では、今後、過去の大会動画などを有料で見られるようにする方針で、「収益化にもつなげ、野球を通じた地域の活性化につなげたい」としています。