渋野日向子がAIGとスポンサー契約を締結 「特別な意味を持つトーナメント」

渋野日向子がAIGとスポンサー契約を締結した(提供:AIG)

20日、アメリカン・インターナショナル・グループ・インク(AIG)が、2019年の海外女子メジャー「全英AIG女子オープン」で優勝した渋野日向子とスポンサー契約を締結したことを発表した。AIGの新たなブランドアンバサダーとして戦っていく。

AIG グループは、世界の保険業界のトップ企業。同社が初めてタイトルスポンサーとなった19年の全英が渋野との初めての出会い。当時、渋野は海外試合初出場で日本人として42年ぶりメジャーVの快挙を成し遂げている。同社は「海外メジャーデビュー戦を素晴らしい勝利で飾ったことに始まる、渋野選手とAIGとの強い絆を体現しています」と契約への経緯を明かした。

渋野は今年の前半戦は予選落ちが続いたが、3週前の「全米女子オープン」で単独2位という成績を残している。その後も「ショップライトLPGAクラシック」、「マイヤーLPGAクラシック」で2試合続けて予選通過を果たしている。

同社の代表取締役社長兼CEOのジェームス・ナッシュ氏は「彼女の才能、誠実さ、行動で模範を示す姿勢は、AIGブランドアンバサダーに適任で、その存在は次世代のロールモデルとなるでしょう。渋野選手がAIGのブランドアンバサダーとして、グリーンの上で、またその外でも活躍してくださることを楽しみにしています」とコメントしている。

渋野は今回の契約について「AIG女子オープンは私にとって特別な意味を持つトーナメントであり、そのタイトルスポンサーであるAIGとのご縁が、AIGのブランドアンバサダーを務めるという形で実を結ぶことを大変嬉しく思っています。日本の保険業界においても長い歴史と独自の存在感を示す、グローバルなリーディング・カンパニーとのパートナーシップは、私自身にとっても素晴らしい機会だと感じています」と喜びを表した。

ゴルフの聖地、セント・アンドリュース オールドコースで行われる8月のAIG女子オープンは、ホステスプロとしての出場となる。

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