13日、記者会見に臨む王強局長（中央）。（北京＝新華社配信）
【新華社北京6月20日】中国公安部交通管理局の王強（おう・きょう）局長はこのほどの記者会見で、中国ではここ数年、「機動車（自動車や二輪車などエンジン付き車両）」保有台数と運転者数が急速な増加傾向を保ったと明らかにした。
最新統計によると、5月末時点の機動車保有台数は4億4千万台に上り、うち自動車は3億4千万台、運転者数は5億3千万人だった。過去10年の機動車登録台数は年平均で約2千万台増加し、運転免許を新たに取得した人は年平均2800万人を超えた。中国の機動車保有台数、運転者総数と増加数はいずれも世界一となった。
同部は行政事務サービスのデジタル化を絶えず強化し、公安交通管理電子証明書アプリの普及に積極的に取り組み、車検ステッカーと運転免許証の電子化を全面的に推進している。全国の公安交通管理部門はすでに延べ14億7500万枚の電子車検ステッカー、2億5千万人に電子運転免許証を発行した。7月1日からは車両走行許可証の電子化を全国60都市で試行し、年末までに全国で全面的に導入する。
