犯罪や非行のない地域へ 社会を明るくする運動 横浜市青葉区

右から中島区長、野本会長

法務省が推進する「社会を明るくする運動」の内閣総理大臣メッセージ伝達式が6月13日、青葉区役所で行われた。犯罪や非行の防止と更生への理解を深め、安全で安心な地域社会を築くための運動で、毎年7月が強調月間となっている。

伝達式では、青葉保護司会の野本建夫会長がメッセージを代読、中島隆雄区長に手渡した。青葉区は中島区長を委員長に保護司会(32人)と更生保護女性会、連合自治会長会、民生委員児童委員協議会などで推進委員会が構成されている。

保護観察者に面接を通じた助言や指導を行い、受刑者等が社会復帰する環境へ働きかけを行う保護司。野本会長は滋賀県で保護司が殺害された事件に触れ、「前例がない痛ましい事件。区内では保護観察対象者は減ってきている。犯罪のない社会にしていきたい」と話した。7月には運動の一環として市が尾駅や青葉台駅、あざみ野駅で啓発活動を実施する予定だ。

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