高橋洋子「残酷な天使のテーゼ」後に「いっとき勝手に引退していた」バイトで家族養う

 高橋洋子

 歌手の高橋洋子が20日、フジテレビ系「ぽかぽか」に生出演。大ヒット曲の「残酷な天使のテーゼ」の後に「いっとき、勝手に引退していた時期があった」と告白。その間はバイトをして家族を養っていたと打ち明けた。

 この日のゲストの高橋は「残酷な天使のテーゼ」が大ヒットし、今もカラオケなどで多くの人に歌われる国民的ヒット曲となったが、発表直後はまだそこまでは売れていなかった。その後アニメの再放送や、パチンコに採用されどんどんヒットしていくが、高橋自身は「テレビシリーズと映画の歌を歌わせてもらっているが、それはもう終わっているので」と「いっとき、勝手に引退していた時期があった。2000年あたり」と告白した。

 その時期に子どもを出産したといい「芸能界って上げ底にしてもらえる。メークさんが綺麗にしてくれて、衣装さんが綺麗にしてくれて、いい人に見えるように。そんなに売れてないのに、それに危機感を覚えた。どうなるのかなって。子どもにカッコイイ姿を見せたいなと思ったのでやめようと」と、売れてないからこそ、このままでは勘違いをすると危機感を覚え、仕事を辞めてしまったという。

 「『売れてないから辞める』って言うのがカッコ悪いので、消えるように」辞めたというが、「その時、体調が悪い人が家にいたので、私が稼ぎ頭。朝オープンの所でバイトをして、日中は非常勤ですがデイサービスでバイト。夜は時々入るスタジオの仕事とか。どうしても断れない先輩のお誘いとかはやらせていただいたが、事実上は静かにしていた」といい、島崎和歌子も「まさかバイトなさってたなんて…」と驚きの表情を浮かべていた。

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