エンゼルス4安打完封負け アンダーソン7回1失点も7敗目喫す

【ブリュワーズ2-0エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

日本時間6月20日、エンゼルスは本拠地エンゼル・スタジアムでのブリュワーズ3連戦の最終戦を迎え、打線がわずか4安打に封じられて0対2で完封負け。3連戦を1勝2敗の負け越しで終え、借金16となった。ブリュワーズ先発のフレディ・ペラルタが6回3安打無失点で5勝目(4敗)を挙げ、3番手のトレバー・メギルは15セーブ目を記録。エンゼルス先発のタイラー・アンダーソンは7回4安打1失点と安定したピッチングを見せたが、打線の援護がなく7敗目(6勝)を喫した。

エンゼルスはアンダーソンが立ち上がりに2つの四球絡みで一死満塁のピンチを招き、リース・ホスキンスの犠飛で先制点を献上。しかし、アンダーソンは2回以降立ち直り、7回まで99球を投げて被安打4、奪三振5、与四球3、失点1という好投を見せた。ところが、エンゼルス打線はブリュワーズ先発のペラルタから得点を奪えず、2回裏一死2塁の好機ではマット・サイスとザック・ネトが連続三振。4回裏無死2塁の同点機も生かせず、6回裏二死2・3塁のチャンスでもローガン・オホッピーが凡退した。

試合はそのまま8回表を迎え、エンゼルスは2番手のルイス・ガルシアが二死から四球と盗塁でピンチを招くと、ウィリー・アダメスのタイムリーで追加点を献上。ブリュワーズ救援陣を攻略できず、わずか4安打に終わり、0対2で完封負けを喫した。ブリュワーズが数少ない好機を得点につなげたのに対し、エンゼルス打線は得点圏で7打数ノーヒット。ナ・リーグ中地区の首位を快走するブリュワーズの野球巧者ぶりが光った一戦だった。

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