炊飯から、おつまみまで!「100均ダイソー」キャンプ飯で「本当に使える」 調理ギア3選!

リーズナブルなのに汎用性が高いダイソーのアイテム(撮影:土井明日菜)

アウトドアの季節が到来。キャンプの醍醐味といえば、焚き火や森林浴、星空鑑賞などさまざまあるが、キャンプ飯を思い浮かべる人も少なくないだろう。大自然に囲まれた非日常の空間で、自分で調理して食べるご飯はおいしいし、スペシャルな時間も味わわせてくれる。

そこで今回は、「DAISO(以下、ダイソー)」で見つけたおすすめの調理アイテムをご紹介。「最近の100均がスゴイ!」のはよくいわれることだが、価格も含むそのコンパクトさがゆえに使い勝手や仕上がりに不安を覚える人もいるはず。

ファミリーキャンプ歴7年の筆者が、実際に使用し「これは本当に使える!」と思ったコスパ最強アイテムをキャンプ飯とともにシェアしよう。

■食材を入れ火にかけるだけで激ウマ料理が完成! メスティン

「メスティン」とは、熱伝導性のよいアルミ製のクッカーのこと。軽量、コンパクトかつ直火にもかけられるので、これ一つで「炊く」「焼く」「煮る」「蒸す」などあらゆる調理ができる万能アイテムだ。炊飯はもちろん、本体で煮物を作り、蓋で炒め物を作るなど鍋とフライパン代わりの二刀流使いも可能。

ダイソーのメスティンのすごさは、やはり何といってもそのコスパだろう。お米1合分が炊けるメスティンなら550円、1.5合分用なら880円と、他ブランドのメスティンと比べても圧倒的な低価格。食材を入れてから火にかけて30分足らずで、夕飯用の白ご飯とおかず一品が完成した。

気軽に購入できて、調理過程、仕上がりともに大満足とくれば、これはもう手に入れるしかない。ちなみに残った料理は蓋をして保存し、朝食のホットサンドにはさんで美味しくいただいた。

●メスティン(ハンドル付)

価格/550円(税込)
材質/〔表面加工〕本体・蓋・金具・リベット:アルマイト
〔材質の種類〕本体・蓋・金具・リベット:アルミニウム(底の厚さ1mm) ハンドル:ステンレス鋼 ハンドルカバー:シリコーンゴム 耐熱温度180℃
サイズ/8cm×5cm×25.5cm

●メスティン1.5合

価格/880円(税込)
材質/本体、蓋:アルミニウム 持ち手:ステンレス鋼 持ち手カバー:シリコーンゴム 表面加工:アルマイト
サイズ/9.5cm×16cm×6cm

■超軽量&コンパクト収納が魅力! アウトドア用フライパン

次に紹介するのはアウトドア用フライパン。非常に薄くコンパクトなのが特徴で、その重さなんと210gという軽量ぶり。ステンレス製なので、調理後も食材が冷めにくいという利点もある。そして、何より便利なのが持ち手の着脱が簡単にできること。

持ち手を外すことで他の食器と一緒にスタッキングして収納することも可能になる。ソロキャンプはもちろん、ファミリーキャンプであってもつまみ系の一品料理をサクッと作ったり、朝ごはんの目玉焼きやウインナーを焼いたりするのにちょうどいいサイズ。

先に紹介したメスティンと同様、調理後は器としてそのまま食卓に出せるため、洗い物の量を減らすことができるのもうれしい。

●アウトドア用フライパン(16cm)

価格/330円(税込)
材質/本体:ステンレス鋼 ハンドル:ステンレス鋼、フェノール樹脂
サイズ/本体:横18.5cm×縦16cm×深さ1cm、ハンドル:横12.5cm×縦2.4cm×奥行1.6cm

■刺して焼くだけで簡単にお店の味を再現! バーベキュー串

最後は、キャンプ飯にはいわずもがなの鉄板アイテム、バーベキュー串。串の部分はステンレス製で食材の中まで火が通りやすい構造となっているうえ、持ち手は木材になっているので手持ちする際熱さを軽減できる。これさえあれば、肉や野菜、食後のマシュマロだって、誰でも刺して焼くだけの簡単料理が実現。

特に炭火の遠赤外線を利用してじっくり焼いたお肉は、噛んだ瞬間にあふれ出る肉汁が口の中全体に広がり、やみつきになるおいしさだ。そのままかぶりつけば、お皿も不要。簡単なのにメイン級の存在感を放つ串焼きは、場が盛り上がるのはもちろんのこと、キャンプ飯の主役になること間違いなしだ。

●バーベキュー串(3本入)

価格/110円(税込)
材質/ステンレス、木
サイズ/1.2cm×40.5cm×1.2cm

以上がキャンプ飯で実際に使うダイソーのコスパ最強アイテムだ。いずれもリーズナブルかつ簡単・便利なアイテムなので、これからキャンプを始める人も、より手軽にキャンプ飯を楽しみたい! という人も、ぜひお試しあれ。

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