6歳男児が海に転落、飛び込んだ外国人実習生が救助 去り際のセリフが話題に
福岡市東区の箱崎ふ頭で16日午後、6歳男児が海に転落する事故がありました。男児は家族と一緒に釣りに来ていた際、足を滑らせて岸壁から約2メートル下の海に落ちてしまいました。男児はライフジャケットを着用しておらず、危険な状況でした。
そのとき、近くで釣りをしていたフィリピン人技能実習生（26歳）が、迷わず海に飛び込み、男児を助け出しました。周りにいた人々の協力もあり、ロープ付きのバケツやたも網を使って、無事に男児を岸壁上に引き上げることができました。
男児は低体温症の疑いがあり、病院に搬送されましたが、命に別状はないとのことです。
一方、男児の家族は、勇敢な行動をしてくれたフィリピン人男性に感謝の気持ちを伝えたいと、連絡先を尋ねました。しかし、男性は「名乗るほどの者ではない」と言葉を残し、そのまま去っていったそうです。
また、福岡海上保安部の担当者は、「男児はライフジャケットを着用しておらず、男性がすぐに助けてくれなかったら大変なことになっていたかもしれない」と、事故の危険性を指摘しました。
この話題に寄せられたネットの声
「本当に素晴らしいです」
「2人ともご無事でよかった」
「勇気ある行動だと思います」
「勇敢な行動に感謝しかない」
「カッコよすぎる」
「一度は言ってみたい」
「助けてくれた技能実習生の方には感謝」
この話題には技能実習生への称賛の声が数多く寄せられていました。
見知らぬ人の命を救った勇敢な技能実習生の行動が、多くの人々の心を動かしたようです。
