![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/1176430149569822853/origin_1.jpg)
市役所職員などになりすまし、県内在住の70代の女性からキャッシュカードをだまし取り、現金160万円を引き出した疑いで男2人が逮捕されました。
警察によりますと、住居不詳の無職の男(29)と宮崎県の無職の男(22)は、2023年5月18日、何者かと共謀して市役所職員などになりすまして、県内在住の70代女性に「保険料の払い戻しのために金融機関のキャッシュカードを新しいものに切り替える必要がある」などとウソの電話をかけたといいます。
その後、女性の自宅を訪ね、暗証番号を聞き出したうえでキャッシュカード5枚をだまし取り、糸魚川市内の金融機関で現金合計160万円を引き出して盗んだ疑いがもたれています。被害にあった女性からの相談で事件が発覚しました。
警察は捜査に支障があるとして、2人の認否や逮捕に至った理由を明らかにしていませんが、29歳の男がキャッシュカードを受け取る「受け子」と現金を引き出す「出し子」を兼ね、22歳の男が運転手の役割を担っていたとみています。更に組織的な犯行とみて、関わった人物なども含めて調べを進めています。