エルトン・ジョン、新作ドキュメンタリー『Never Too Late』が【トロント国際映画祭】で初上映

サー・エルトン・ジョンの公式ラスト・ツアーが閉幕してから1年以上が経過したが、最新ドキュメンタリーでファンに自身のツアー生活の内側を見せたいと考えているようだ。

現地時間6月18日、【第49回トロント国際映画祭】が上映作品の最初のラインナップを発表した。その中には、『Elton John: Never Too Late』の世界初上映も含まれている。ジョンのパートナー、デヴィッド・ファーニッシュとR・J・カトラーが監督を務める同作は、9月に【トロント国際映画祭】でプレミア上映される。同時に、エイミー・アダムス主演の新作ホラーコメディ『Nightbitch』や、マイク・フラナガン監督の『The Life of Chuck』も公開される。

IMDbによると、ジョンの新しいドキュメンタリー映画には、「過去50年間にわたる彼の未公開のコンサート映像や手書きの日記、そして現在の彼と家族の映像」が含まれる予定だ。2022年5月の米デッドラインの記事によると、ジョンの【フェアウェル・イエロー・ブリック・ロード・ツアー】に焦点を当てたこのドキュメンタリーは、彼の最後のアメリカ公演を記録したもので、「最後の北米公演として11月にドジャー・スタジアムでのパフォーマンスで締めくくられる」とされている。

ジョンのラスト・ツアーとなった【フェアウェル・イエロー・ブリック・ロード・ツアー】は、彼自身のツアー歴に幕を閉じただけでなく、歴史的な偉業を達成した。4年におよぶ同ツアーは、史上初めて興収9億ドル(約1,422億4,400万円)を記録し、2023年7月に終了するまでに史上最高の興行収入を誇るツアーとなった。

最近、ジョンはエルトン・ジョン・エイズ財団との慈善活動に力を入れている。プライド月間の直前に、彼はファンに代表曲「Your Song」の一部を演奏して、自分をインスパイアする人物をタグ付けするという「Speak Up Sing Out」チャレンジを発表した。応募者の中から1人が選ばれ、ジョンとファーニッシュに会えることができる。

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