放尿&落書きは「法に基づいて厳罰に処すべき」田母神俊雄氏、都知事選開始前に靖国神社で気合注入

東京都知事選が(7月7日投開票)が20日、告示され選挙戦の火ぶたが切って落とされた。元航空幕僚長の田母神俊雄氏は選挙戦を開始する前に靖国神社にお参りし、気合を入れた。

靖国神社では、今月1日に石柱に「toilet」とスプレーで落書きされる事件が発生したばかり。中国人YouTuberが落書きをしたり、石柱に放尿するような動画をアップし、一部の日本のメディアの取材にも応じていた。

田母神氏は「警備をきちんとして抑止力を機能させる」とまずは事件を起こさせないことの重要性を強調。その上で「もし、そういうことが行われた場合にはね、法に基づいて厳罰に処すべきだと思います」と日本の法律できちんと裁くことを望んだ。「とんでもないことをやってくれたなと」と冷静な口調で怒りをにじませた。

19日には小池百合子都知事、元参院議員の蓮舫氏、広島・安芸高田市の前市長・石丸伸二氏とともに共同会見にも出席。「よかったんじゃないですかね」と手応えを口にした。「わたし、(他の出席社から)指名されることが少なかったから、途中で2回ほど手を挙げてしゃべらせてもらった」と積極的に発言したことに胸を張っていた。

(よろず~ニュース・澤田 英延)

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