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松野町で特産のモモが収穫シーズンを迎えている。JAえひめ南によると、今年は大量発生したカメムシの影響で出荷量が例年の8~10トンの半分程度となる見込みだが、実は大きく育ち、甘みも十分に仕上がったという。生産者は「量が限られるので、早めに楽しんでほしい」と呼びかけている。
同JAによると、カメムシは袋がけする前の小さなモモの実の果汁を餌としており、被害に遭うと実が変形したり、傷んだりするという。町内の約30戸のモモ農家は、早めの袋がけや消毒で対策を試みたが、カメムシの勢いに十分対応できなかった。