全国的に暑さ厳しい 日本海側中心に大雨のおそれも 気象庁1か月予報

一か月予報(平均気温)

 気象庁は20日(木)、向こう1か月(6/22~7/21)の天候の見通しを発表した。暖かい空気に覆われやすいため、全国的に向こう1か月は気温が高く、とくに7月中旬にかけてはかなり高くなる見込み。

一か月予報(降水量、日照時間)

 北・東・西日本の日本海側は、前線や湿った空気の影響を受けやすい時期があるため、向こう1か月の降水量は平年並みか多くなりそうだ。一方、沖縄・奄美は高気圧に覆われやすいため、向こう1か月の降水量は少なく日照時間は多い見通し。暑い晴天の日が多くなりそうだ。

熱中症に注意

早期天候情報(平均気温)

 向こう2週間は暖かい空気に覆われやすいため、全国的に平年より気温の高い日が多い見込み。このため気象庁は「高温に関する早期天候情報」を発表し、農作物や家畜の管理などに注意するよう呼びかけている。また、急激な気温上昇のさいは、熱中症の危険性が高くなるため注意が必要だ。

早期天候情報とは
 原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。

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