スノーピーク/7月9日に東証プライム市場から上場廃止

スノーピークは6月19日、東京証券取引所のプライム市場から7月9日をもって上場廃止となると発表した。

6月19日に開催した臨時株主総会で、普通株式株式544万1258株を1株に併合する件などを承認した。

この結果、東証の有価証券上場規程に定める上場廃止基準に該当することになったため、スノーピークの株式は、6月19日から7月8日までの間、整理銘柄に指定された後、7月9日をもって上場廃止となる予定だ。

2月20日、代表取締役会長兼社長執行役員かつ筆頭株主である山井太氏がベインキャピタルと共同で、マネジメント・バイアウト(MBO)を実施すると発表していた。

また、ベインキャピタルにより株式の全てを間接的に所有しているBCJ-79の完全子会社であり、スノーピーク株式を所有し、事業活動を支配・管理することを主たる目的として、2024年1月31日に設立された投資ファンドBCJ-80が2月21日から4月12日まで、上場廃止を前提とした公開買い付けを実施していた。

なお、山井太氏は、公開買付け成立後も継続して代表取締役社長として経営にあたる。詳細な経営方針については、取引後に公開買付者との間で協議して決定する予定だ。

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