栄区役所は６月７日、本館１階に「親子の待合スペース」を新設した。同フロアには戸籍課があり、本人確認のため、子どもの同行が必要なマイナンバーカードの申請の際に、親子で利用してもらうことが狙い。
栄図書館と連携して行われた取り組みで、図書館に寄贈されたものを含む約80冊の本を揃える本棚と、子供用の椅子を配置している。また、図書館からのお知らせを掲示するボードも設置され、図書館のＰＲにも役立てる。
今回の取り組みは２０２４年度栄区運営方針で示された「未来を育むつながり・自然・文化・学びに溢れるまちづくり」に該当する施策。待合スペース設置に際して戸籍課の杉田和成課長は「これから暑くなるので、親子で本を読みながら快適に過ごしてもらえれば」と語った。
