大谷翔平が「リードオフマンとしてドジャースを支え続けている」 走者一掃の3点二塁打に地元メディアから称賛の声「かなりホットな存在だ」

日本の偉才が絶好調だ。

現地6月19日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は、敵地クアーズ・フィールドで行なわれたコロラド・ロッキーズ戦に「1番・DH」としてスタメン出場し、第2打席に走者一掃の3点タイムリー二塁打を放つなど、5打数2安打3打点、1得点。4試合連続のマルチ安打をマークし、打率は.317、 OPSは.996となっている。

大谷のバットから快音が響いたのは、3点を追う2回2死満塁という場面だ。相手先発ライアン・フェルトナーと対峙すると、カウント1-1から投じられた3球目の高めフォーシームを強振し、打球速度108.5マイル(約174.6キロ)の弾丸ライナーが左中間へ。これが満塁の走者を一掃する3点タイムリー二塁打となった。

この強烈な一打を受け、ドジャースのニュースを専門に扱う米メディア『Dodgers Nation』のノア・カムラス記者は、自身のX(旧ツイッター)を更新。「オオタニがリードオフマンとしてドジャースを支え続けている。2死満塁で走者一掃の二塁打を放ち、チームが同点に追いついた。打球速度は108.5マイルだ」と反応している。

また、同じくドジャース専門サイト『Dodger Insider』によれば、「ドジャースのオオタニは、(試合前まで)満塁の過去4打席で無安打だった」という。ついにチャンスをものにし、ここ数試合で調子を上げている背番号17には、地元メディア『Dodger Blue』も「オオタニが今、かなりホットな存在だ」と称賛を送っていた。

なおこの試合は、ドジャースがロッキーズに6対7でサヨナラ負け。連勝が「3」で止まり、ロッキーズ4連戦は3戦目を終えて2勝1敗となっている。

構成●THE DIGEST編集部

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