幼児誌「幼稚園」10・11月号の組み立て紙付録に「AEDたいけんセット」が登場医療機器メーカーの「日本光電」とコラボ。本物と同じ音声が流れる!

by 長岡 頼(クラフル)

【「幼稚園」10・11月号】

8月30日ごろ 発売予定

価格:1,390円

小学館は、幼児誌「『幼稚園』10・11月号」を8月30日ごろに発売する。価格は1,390円。

「『幼稚園』10・11月号」の紙付録には医療機器メーカーの「日本光電」とコラボレーションした「おやこで!AEDたいけんセット」が登場。日本光電製の「普及タイプAED」をほぼ同じサイズで再現した工作セットとなり、約25cmのビッグなAEDを組み立てることができる。

付録「おやこで!AEDたいけんセット」特徴

・レバーを引くと蓋がパカッと開くギミックを搭載。また、内部のスイッチなどのデザインを、本物に合わせて忠実に再現しているため、AEDとはどのような器械なのかがよく分かるようになっている。

・最大のポイントは、本物のAEDで使用されているガイダンスを元に製作した「音声」が流れるところ。「パッドから青いシートをはがして図のように右胸と左わき腹にはってください」、「体から離れてください。点滅ボタンをしっかりと押してください」など、AEDを使うときの手順が音声で流れる。

・電極パッドを体のポスターに置いたり、心臓マッサージの疑似体験をしたりして、救命の手順を練習できる。

体のポスター

【付録「おやこで!AEDたいけんセット」をつける理由・編集部のねらい】

日本で一般の人がAEDを使えるようになって、2024年7月1日で20周年。この20年で当たり前に設置されるようになったAEDを、これからは「いざというときに当たり前に使う」ものにするために、子どものころからAEDの存在と使用方法を知ってほしいと思い、この付録を企画しました。

日本では、心疾患などが原因で心臓突然死する人が年間約9.1万人(※総務省消防庁 令和5年版 救急・救助の現況)もいるため、心停止した人のそばに居合わせる可能性は高いのですが、実際にAEDを使うとなると躊躇する人も多いそうです。救命のための行動をおこす大切さを、子どもにも大人にも考えてほしいと思い、「おやこで!AEDたいけんセット」という付録タイトルにしました。

10・11月号が発売される直後には「9月9日 救急の日」を迎えますので、これを機に自分たちでできる救命活動について関心を持ってもらいたいと願っております。

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※付録の画像はイメージです。実際のデザインや仕様は変更になる場合があります。

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