6月22・23日「Jリーグ勝敗」予想 赤の浦和と真紅の鹿島「5連続」へ、「失点増」町田を襲う「3連勝」福岡、「不安定」清水と「不敵」秋田、山形×仙台「東北ダービー」でJ2混戦

画像/サッカー批評WEB編集部

今回のtotoはJ1第19節の10試合と、J2第21節の3試合が対象となっている。過去のデータや直近の様子などから、分析を進めてみよう。

今シーズンの折り返し地点に到達するJ1で、興味深い対戦が実現する。浦和レッズと鹿島アントラーズの激突だ。

鹿島は現在のJ1で、調子をグッと上げてきているチームのひとつ。浦和は10位と波に乗り切れないが、ポテンシャルの高さは間違いない。「赤」で染まる浦和のホームに「深紅」の鹿島が乗り込むとなれば、激戦は必至だ。

鹿島にとっては、勝てば首位浮上の可能性もある一戦。だが、この対戦はドローになりそうな空気が漂う。

両チームは直近5試合、対戦相手が数試合でかぶっている。浦和は第17節でヴィッセル神戸と対戦して、1-1の引き分け。鹿島も第15節で対戦して1-0と、似たようなロースコアでゲームを制した。

さらに両チームとも、首位のFC町田ゼルビアに競り負けている。浦和は第16節で1-2と惜敗。その4日前には、鹿島がルヴァンカップで0-2と町田に屈している。力関係、相性を測るにあたり、この結果は見逃せない。

また、ドローを予想したくなるのが、最近の対戦結果だ。2022年以降、浦和と鹿島の対戦は4試合連続で引き分けに終わっているのだ。

今回、このカードで5試合連続でドローが成立。鹿島の首位浮上はお預けとなるだろう。

■「失点が増えた」町田、「安定感がある」福岡

鹿島の上に立つ町田だが、すんなりと勝点差を広げることは難しそうだ。

町田が今節対戦するのは、7位のアビスパ福岡。現在3連勝中である。

直近の対戦は2020年ではあるが、通算対戦成績は福岡が4勝3分3敗と、やや上回る。さらに、町田のホームに乗り込むと3勝1分1敗と勝率がアップする「験が良いアウェイゲーム」である。失点が増えてきた町田に対して、福岡は2試合連続2-0など、戦いぶりが安定してきたことも見逃せない。

折り返し地点を前にして、首位に立ち続けることは敬服に値する。だが、ここでアビスパ(スペイン語でスズメバチの意味)の一刺しが町田を襲うことになるだろう。福岡が4連勝を飾り、66%という町田の勝利予想を覆すはずだ。

J2でも、投票率を覆すカードがあるとみる。10位ブラウブリッツ秋田と首位の清水エスパルスの対戦だ。

投票率では、秋田の勝利を予想する声は11%。今シーズン初の対戦では清水に軍配が上がったが、スコアは1-0だった。むしろ、昨シーズンの顔合わせで勝ち越したのは、1勝1分の秋田だったのだ。

清水はここ6試合、勝ちと負けを繰り返している。不安定な清水に、つけ入る隙は十分ある。怖いもの知らずの秋田が清水を破り、J2をさらなる混戦へと導くだろう。

14位モンテディオ山形と6位ベガルタ仙台の対戦も、順位は離れているもののドロー決着は十分にあるとみる。「みちのくダービー」は過去43試合中15試合がドローと、引き分けが多いカード。最近は両チームとも引き分けが増えており、勝点の分け合いを予想する。

今回のtotoの購入締切は6月22日で、ネット決済による公式サイトでの販売は14時50分(コンビニ決済は13時)、くじ売り場では12時、コンビニは11時30分までとなっている。

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