富田望生×本郷奏多でNHK自然番組『ダーウィンが来た!』ドラマ化 お仕事ヒューマンコメディ『ダーウィンが行く!?』8・20放送

By TV LIFE

富田望生

8月20日(火)放送の特集ドラマ『ダーウィンが行く!?』(NHK総合 午後7時30分~)で、富田望生が主演を務め、本郷奏多が共演することが決定し、コメントが到着した。

2006年に放送を開始し、現在も絶大な人気を誇る自然番組『ダーウィンが来た!』。その制作スタッフたちへの取材を基に、特集ドラマ『ダーウィンが行く!?』では、制作現場における実際の体験談を交えつつ、ドラマだからこそできる表現で生きものの魅力にとりつかれた人間たちの物語を描く。

動物たちの決定的瞬間は一体どうやって撮影しているのか。自然の中は思いがけないトラブルの連続、どのような工夫で乗り切っているのか。スタッフたちの自然や生きものに対して抱く熱い思いとは。個性的なスタッフたちの自然番組制作に懸ける情熱を描く、お仕事ヒューマンコメディ。

恩田はるか(富田望生)はテレビ番組制作会社の新入社員。チームプレーを愛する体育会系の彼女はスポーツドキュメンタリー志望だったが、なぜか自然部に配属になってしまい、慌ただしい日々を過ごしている。

そんな中、恩田は“部内一の生きものオタク”の変わり者として知られる先輩ディレクター・漆原大地(本郷奏多)と共に、幻と言われている野生の二ホンノウサギの撮影を担当することになる。

ノウサギは夜行性で、撮影どころか実際に出会えるかどうかも分からない強敵。ベテランカメラマン・鷹野も交えて山へ向かった3人は、現地の住民・房江とその孫・慶太の家に寝泊まりしながら撮影を始める。

「ノウサギを見つけるには、まずはフンを探すしかない」という研究者の言葉を頼りに山の中を捜索する3人。だが、ノウサギはなかなか見つからず、性格の合わない恩田と漆原は内輪もめ。さらにはノウサギに詳しいはずの房江はなぜかロケに協力的ではなく、撮影は行き詰ってしまう。

やがて恩田は、漆原が抱く生きものに対する情熱や、何十年も自然の中で暮らしてきた房江の思いを知ることになる。主演で恩田はるか役の富田望生、共演で漆原大地役の本郷奏多によるコメントは以下を参照。

恩田はるか役・富田望生 コメント

テレビの前で何げなく目にしていた動物たちの映像は、人々の知恵と動物たちへの大きな優しさの上に起こる奇跡で撮影されるものなのだと、その奥深さに、脚本を読みながら「おぉ…!」と声が漏れ出るほど感動しました。
天気の移り変わりが目まぐるしい時期に、自然や生きものとの出会いに何を感じ得るのか。そして、どんなチームプレーで作品づくりが出来るのか、撮影がとても楽しみです。
恩田の学生時代に培ったスピリットと、登場人物それぞれの想いが交差する瞬間に生まれる“奇跡の映像”をお届けできるよう頑張ります!

漆原大地役・本郷奏多 コメント
本郷奏多

漆原というキャラクターは、コミュニケーション能力は高くないのですが、自分が好きなことに関してはめちゃくちゃ饒舌になる、いわゆる「生きものオタク」的なキャラクターです。
僕自身もそういう気質があるので、ナチュラルに演じられたらと思います。
少し気難しいけれどどこか憎めないようなキャラクターを組み立てていければと考えていますので、ぜひ楽しみにしていてください。

番組情報

特集ドラマ『ダーウィンが行く!?』
NHK総合
2024年8月20日(火)午後7時30分~

作:衛藤凛
音楽:宮崎誠
出演:富田望生、本郷奏多 ほか
制作統括:樋渡典英(NHKエンタープライズ)、遠藤理史(NHK)
演出:加地源一郎(NHKエンタープライズ)

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