入札2度続けて応札なく…宇和島市計画の新しい伊達博物館 開館予定より1年遅れに【愛媛】

愛媛県宇和島市にある伊達博物館の建て替え計画で、建設工事の一般競争入札に2回に渡り応札者がなく、市はオープンする予定を1年遅らせる方針を19日に明らかにしました。2028年の春になるとしています。

この方針は市議会の一般質問の答弁で明らかになりました。

伊達博物館の建て替え計画は老朽化に伴うもの。新しい施設は隈研吾さんの事務所が設計し、鉄筋コンクリート2階建てを現在の天赦公園に建設します。2回目の入札予定価格は36億円余りで、資材の高騰などから1回目の入札より約3億3000万円上げたものの、2度連続で応札者がいませんでした。

この入札の不調を受け教育委員会の幹部は、業者にヒアリングし設計単価や設計金額の算出をやり直しているとしていて、9月定例議会の前にスケジュールや事業費を説明する考えを示しました。設計の見直しはしないということです。

新しい伊達博物館のオープンは、当初の予定から1年遅れ2028年春になる方針です。

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