【入場無料・持ち込みOK!野外シネマ】恵比寿ガーデンプレイス「FOODIES’ PICNIC」イベントを現地ルポ

恵比寿ガーデンプレイスで2024年6月7日から7月15日まで開催中の「FOODIES’ PICNIC」は、約300㎡の人工芝エリアと280インチの大スクリーンを備えた野外シネマイベントです。毎年恒例だったこのイベントはコロナ禍で中断していましたが、2023年から復活。2024年はガーデンプレイス30周年を記念して、週替わりで人気レストランが出店する飲食ブースも登場し、映画と食の両方を楽しめます。今回は実際に筆者が取材し、都会の中心で特別な時間を過ごすことができるや野外シネマの魅力をお伝えします!

野外シネマイベント「FOODIES’ PICNIC」が開催中

恵比寿ガーデンプレイスで2024年6月7日~7月15日まで行われている「FOODIES’ PICNIC」。

敷地内のセンター広場に、約300㎡の人工芝エリアと、280インチ(縦3.6m×横6.3m)の上映用スクリーンを備えた野外シネマが出現。開放的な屋外で映画を楽しめるイベントです。

2000年頃から例年恒例となっていた恵比寿ガーデンプレイスでの野外シネマは、コロナ禍の影響で2019年から2022年は休止していましたが、2023年から復活したのだそう。

さらに2024年は、恵比寿ガーデンプレイスが30周年。イベントがパワーアップし、人気レストランが週替わりで出店する飲食ブースが登場しています!

今回は「FOODIES’ PICNIC」に実際に参加して、その盛り上がりや野外シネマの魅力をご紹介します。

「FOODIES’ PICNIC TERRACE」でグルメを味わう

週替わりで人気レストランが登場!

夕暮れ時、18時ごろに恵比寿ガーデンプレイスに到着! すでに会場には人が集まり始めていて、イベントへの期待を感じます。

19時30分の上映開始までは時間があるので、まずは「FOODIES’ PICNIC TERRACE」へ。

筆者が訪れた6月14日は、ウェスティンホテル東京内の「ザ・テラス」が出店していました(18日まで)。

レストランでも人気という「ビーフストロガノフ バターライス添え 」、そして生ビールをチョイス。

いただいてみると、ごろごろお肉と濃厚な味わいで、さすがのホテルクオリティ! 人気レストランの味を屋外で気軽にいただけるのは嬉しいですね。

出店は週替わりなので、今後のラインナップにも注目です!

6月14日~6月18日:ウェスティンホテル東京(インターナショナルレストラン ザ・テラス)

6月21日~6月25日:ハンバーグしおた

6月28日~7月2日:THE KINTAN(恵比寿ガーデンプレイスタワー38F)

7月5日 ~7月9日:会心の一撃(BRICK END)/ROTISSERIE☆BLUE(恵比寿ガーデンプレイスタワー39F)

7月12日~7月15日:ウェスティンホテル東京(広東料理 龍天門)/ROTISSERIE☆BLUE(恵比寿ガーデンプレイスタワー39F)

メニュー詳細は公式ホームページ:https://gardenplace.jp/event/detail/333

日が落ちるとベストな気候に!雨天時の情報もチェック

いただくのは、もちろんヱビスビール。日が落ちると涼しい風を感じられる今の季節は、野外でお酒を飲むには最高です!

実は例年は7月中旬~8月のお盆頃までの日程で行われていた野外シネマのイベント。暑さ対策を念頭に、2024年は6月7日~7月15日の期間に変更となったそうです。

梅雨の時期に心配なのは雨ですが、センター広場には屋根があるので、風がなければ雨の日でも映画の開催は可能とのこと。荒天の場合、中止情報の発信は当日午後までに行われますので、公式サイトfacebookInstagramをご確認くださいね。

野外シネマを現地ルポ

会場はさまざまな人で大盛り上がり

上映開始前には暗くなり、ビルの夜景やテラスに漏れる明かり、並木を照らすライトアップが美しくなってきました。

スクリーン前は満員の大盛況! 人工芝エリアのみならず、広場に繋がる坂道の上の方まで、訪れた方がレジャーシートを敷いてくつろいでいます。

センター広場に面したレストランのテラス席も満員で、2階の通路にも人がたくさん集まっていました。

年齢層は若者を中心に幅広く、金曜夜ということで仕事終わりに訪れたスーツの方からファミリー層、おひとりの方やペット連れの方まで。

運営の方にお伺いしたところ、初週から、スクリーンの周囲だけで1日1,400人あまりの方々が集まっていたそうです!

持ち込みOK!好きなフード・ドリンクで楽しむ

人工芝エリア周辺は、フードもお酒も持ち込みOK! 恵比寿ガーデンプレイス内のレストランやFOODIES’ PICNIC TERRACEでテイクアウトしたものをいただいている方や、ボトルでワインを持ち込み優雅に乾杯するグループも!

思い思いの場所とフード・お酒で、イベントを満喫している印象でした。

人工芝エリアの注意事項としては、ペット同伴は不可、アウトドア用のイスなどを使用する場合は最後尾になります。入場及び鑑賞は無料ですよ!

野外シネマならではの魅力が満載!

主宰の有坂塁さんに聞く

FOODIES’ PICNIC期間中は全19作品が上映されますが、これは過去最大のボリュームなのだとか。

同時開催のFOODIES’ PICNIC TERRACEと関連し食のシーンが印象的な映画を中心にしながらも、ドキュメンタリーから往年の名作まで、バラエティに富んだラインナップです。

野外映画をプロデュースしているのは、移動映画館「キノ・イグルー」。全国各地で世界各国の映画を上映しています。

キノ・イグルー主宰の有坂さん曰く、"そこでしか体験できない映画"というスタンスで活動しているとのこと。

今回のFOODIES’ PICNICに関しても、都内の中心地でこれだけの規模の野外映画のイベントが行われることはほかにはないだけでなく、そもそも1,000人以上が一度に入れるスクリーン自体が日本には存在しないのだそうです。

屋外での映画鑑賞であり、映画館を大きく超える人数で同じスクリーンを前にする機会であり、都会の真ん中でのピクニックであり……。まさにここでしかできない体験となっていました。

いよいよ上映開始!

いよいよ映画が始まると、会場の皆さんで拍手! 映画館では見られない、一体感のある光景です。

筆者が訪れた6月14日は「アメリカン・ユートピア」が上映。

屋外ではあるものの、センター広場周辺、特にドーム屋根の下であれば音響やスクリーンのサイズに支障はなく、十分に鑑賞を楽しめると感じられました。

爽やかな風が抜けたり、ビル明かりが背景に見えたり、わずかに電車の音が聞こえてきたりと、屋外だからこその要素によって、いつも以上に刺激的な映画体験になりますよ!

また上映後には、その日の映画が気に入った方に向けて、2本のおすすめ作品を紹介してもらえます。

都会のピクニックを楽しんでみて!

人工芝エリアは期間中常に解放されているので、イベントがないときには自由にくつろげる場所になっています。

加えて、会期中の水曜日・木曜日を中心に「朝ヨガ」「夜ヨガ」のイベントも開催。参加無料でこちらも好評とのことです。

また、映画を正面のいいアングルから鑑賞するためには、早めの場所取りがおすすめ! 参考までに筆者が到着した18時ごろには、人工芝エリアの6~7割程度がすでにレジャーシートで埋まっていました。

入場無料で今だけの体験ができる、恵比寿ガーデンプレイス「FOODIES’ PICNIC」。

ぜひお好みのフードやドリンクと一緒に映画を鑑賞しながら、都会のピクニックを満喫してみてくださいね!

FOODIES’ PICNIC

開催場所:東京都渋谷区恵比寿4丁目20 恵比寿ガーデンプレイス センター広場、時計広場

期間:2024年6月7日~7月15日

料金:入場無料

公式サイト:https://gardenplace.jp/event/detail/281

[Photos By ぶんめい]

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