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中国・上海浦東国際空港で16日、出入境審査場を通過した旅客数が10万人(延べ人数、以下同)を突破し、過去4年の最多を記録した。上海のテレビ局・東方衛視が伝えた。
報道によると、中国ではビザ免除対象国の拡大がインバウンドの追い風となっている。
年初からこれまでに浦東国際空港から出入境した人はすでに1300万人を上回り、前年同期比167%の伸びを示した。うち外国人は同240%増の300万人超。渡航目的の多くは観光やビジネス、親族訪問だ。また、16日に出入境審査場を通過した人は10万人を超え、1日当たりとしては過去4年で最多となった。
今年、ビザ免除措置によって同空港から入境した外国人は前年同期の約10倍の44万6000人に達しており、対象国であるオランダの旅行者からは「以前は一歩ずつビザの手続きを進める必要があったが、今はとても便利になった」との感想が寄せられた。
中国国内でも旅行ブームの盛り上がりが続き、夏の繁忙期が迫る中、浦東国際空港では出入境者のさらなる増加が見込まれている。(編集/野谷)