広島東洋カープの佐藤啓介内野手が20日、2軍の残留練習に合流した。廿日市市の大野屋内総合練習場で汗を流し、「まだ技術的に全然足りない」。黙々とバットを振り込んだ。
1軍での収穫は、緊張感の続く雰囲気を肌で感じたこと。「一番はプレーできたこと。今までイメージでしか、つくりあげれなかった。2軍でも常にイメージしながら臨む」。5試合に出場した経験を胸に刻む。
課題は1球で仕留める技術と強い意識。13打数2安打、打率1割5分4厘と持ち味を発揮できなかった。「集中力を高く持ってやらないと、上だと（甘い球は）2球もこない。守備も走塁も全部レベルアップしないといけない」と再出発へ力強く意気込んだ。
