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男子テニス元世界4位の錦織圭(現400位/34歳)が6月18日に自身のX(@keinishikori)を更新し、出場予定の「ロスシー国際」に向かうことを表明、練習動画も公開した。
度重なるケガに悩まされている錦織。今シーズンは3月の「マイアミ・オープン」で約8カ月ぶりにツアー復帰を果たしたが、再び戦線離脱。5月の「全仏オープン」では1回戦で予選勝者のガブリエル・ディアロ(カナダ)との激闘を制したものの、ベン・シェルトン(アメリカ)との2回戦は右肩の痛みを理由に途中棄権となり、現在開催中の「テラ・ウォルトマン・オープン」は欠場となった。
右肩の状態や復帰時期について再び心配の声が上がっていたが、それを払拭するようなうれしい知らせが届いた。
Xでは、味の素ナショナルトレーニングセンターでの練習動画を3本公開した。それらにはサービスやリターンから始まり、軽快なステップで前後左右に走りながら力強いストロークを打つ錦織の姿が収められている。
そして「一生懸命練習して、木曜日にイーストボーンに行くのが楽しみです」と綴り、「ロスシー国際」(6月24日~29日/イギリス・イーストボーン/芝/ATP250)に出場する予定だと知らせた。なお、プロテクトランキング(負傷離脱前の順位でエントリーできる救済措置)48位を活用している。
錦織が芝の大会に出場するのは約3年ぶりとなる。そして「ロスシー国際」の次は「ウインブルドン」(7月1日~14日/イギリス・ロンドン/芝/GS)に挑む予定だ。ベストコンディションで世界中のファンを魅了するプレーを披露してくれることを願いたい。
構成●スマッシュ編集部