JR松山駅エリアの再開発 新たな施設の受託候補者を選定 今年度末の基本計画策定めざす

再開発が進むJR松山駅周辺。松山市は、車両基地の跡地に整備する新たな施設の「基本計画」を策定する受託候補者を選定しました。

今年秋に開業予定のJR松山駅の周辺では駅前の整備が進んでいて、駅の南西に位置する車両基地の跡地は、松山市が「情報文化交流拠点」をテーマに、新たな施設の整備を目指しています。

市は、施設に必要な機能や規模などの「基本計画」を策定する事業者を公募し、2者が参加。おととい、この2者のうち、いずれも東京に本社を置く共同企業体を受託候補者に選びました。

新たな施設について、市は2000席程度の劇場型ホールや子ども関連施設を想定していますが、公募後、経済団体などからは5000人規模のアリーナを整備してほしい、など複数の要望や提言が出ています。

松山市は今月下旬に共同企業体と業務委託の契約を締結する予定で、今年度末の基本計画の策定を目指しています。

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