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あいの風とやま鉄道の2023年度の決算は、利用者数が回復したことなどから、開業以来最大の最終黒字となりました。
これは20日開かれた、あいの風とやま鉄道の利用促進協議会で示されました。
2023年度の決算は、営業収益が前の年度から4億8000万円余り増え58億8300万円でした。
これは1日あたりの利用者数が前の年度より5パーセント増え、また運賃の改定で運賃収入が3億7000万円余り増えたことなどが要因です。
営業損益は、電力価格の上昇などが影響し3400万円の赤字でしたが、赤字額は前の年度より減りました。
県の経営安定基金や補助金の交付を受けた結果、純利益は2億100万円で、開業以来最大の黒字となりました。