6月20日は山梨県甲府市の常盤ホテルで、将棋の藤井聡太八冠と伊藤匠七段による、叡王戦の第5局が行われています。2勝2敗で迎えた第5局は八冠維持か陥落か、藤井八冠にとっても重要な一局で、地元の愛知県瀬戸市も全力で応援しています。
山梨県甲府市、数々のタイトル戦の舞台となっている「常盤ホテル」。20日午前、ここで叡王戦五番勝負の「最終局」第5局が始まりました。藤井聡太八冠に挑戦するのは同い年の伊藤匠七段です。
2勝2敗のフルセットのため、先後は改めて振り駒で決められ、藤井八冠が先手になりました。
戦型は藤井八冠が得意の角換わりに。伊藤七段がそれを堂々と受けて立ちました。
藤井八冠の地元、瀬戸市では今回もスーパーで「藤井八冠応援セール」が行われています。玉子1パック88円、飛騨牛は100g888円と通常の半額以下、8にちなんだセールで、トウモロコシが税抜き1本88円、ミニトマトも1パック88円です。
買い物客：
「安いので助かっています」
新鮮市場いせやの社長：
「お店としては結構赤字です。藤井八冠に何とかして勝ってもらうために、やらせてもらっています。瀬戸の皆さん、一致団結力が強いので、みんなで頑張って応援しようということでやっています」
駅前の「喫茶スマイル」は前回、藤井八冠がカド番で迎えた第4局で、九条ねぎがたっぷり乗った瀬戸焼きそばを応援メニューとして販売していましたが、今回はスイーツの一手です。
喫茶スマイルの店長：
「『スマイル末永～パフェ』になります。末永く勝ってほしいと、8個の白玉が入っています」
8個の白玉のほか、藤井八冠の似顔絵が描かれたチョコパイが乗り、カラフルな長いグミで8を表現しています。
防衛を信じ、くす玉も用意されました。
対局は互角の状態ですが、20日夜には決着します。
