つくばエクスプレス、2025年中に一部駅でタッチ決済・QR乗車券の実証実験を開始へ 磁気乗車券の将来的なあり方も検討

つくばエクスプレス線の電車

首都圏新都市鉄道などは20日、つくばエクスプレスで、タッチ決済対応のカードによる乗車サービスの実証実験を開始すると発表した。

タッチ決済による乗⾞サービスは、これに対応したクレジットカード、デビットカード、プリペイドカードや、同カードが設定されたスマートフォンなどを活用することで、乗車券やICカードを購入せずに改札を通過できるもの。対象のブランドは、Visa、JCB、American Express、Diners Club、Discover、銀聯。Mastercardについても、順次対応するとしている。

また、首都圏新都市鉄道は、つくばエクスプレスでQR乗車券の実証実験を実施することを、あわせて発表した。同サービスでは、券売機などで購⼊したQRコード入りの乗⾞券を、⾃動改札機に設置する専⽤リーダーにかざすことで、改札を通過できる。⾸都圏新都市鉄道は、将来にわたって、磁気乗⾞券のあり⽅についても検証するとしている。

タッチ決済、QR乗車券の実証実験は、2025年内につくばエクスプレス線の⼀部駅での実施を予定する。

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